「FROM BREWERY & FARM ~生産者の想い」。食材の生産者さんへの取材記事や、看板料理のヒミツなど、キリンシティをより楽しんでいただける読み物をお届けしています!

この春、新トマトメニュー登場!

●さっぱりトマトスライス サワークリーム添え
●冷んやりだし漬け 丸ごとトマト
●トマトとモッツァレラのサラダ
この春キリンシティでは、新鮮なトマトを楽しめるメニューが充実しました!

素材の良さを素直に楽しんでいただけるこれらの料理に必要なのは、なんといっても、おいしいトマト。
求めていたのは、「甘いだけじゃない、野菜としてのおいしさ」です。
味も酸味も、トマトらしいあの香りもしっかりある、食べるとカラダが喜ぶような感じがする、そんなトマトを探して、キリンシティでは昨春からほとんど1年かけ、日本各地のトマト農家さんを訪ね歩きました。

第一弾は静岡から『うまヘルシー』さん!

思い描いたトマトを探すなかで、たくさんの生産者さんに出会いました。風土を活かし、水や養分のやりかたを工夫し・・・、考え方も栽培方法も作り手それぞれにこだわりがあります。

そんななか、キリンシティがお届けするトマト第一弾は、静岡県の『うまヘルシー』さん。掛川市、袋井市の辺りで生産する農業生産法人です。
今回は『うまヘルシー』に参加する生産者のひとりで、栽培技術について仲間へ指導する立場にあるという、金丸さんにお話を伺ってきました!金丸さんはもともとメロンを中心に栽培する農家さん。メロンを作るには非常に高い技術が必要で、その技術をトマト栽培にもいかしているとのこと。

金丸さんがトマトを作りはじめたのは8年前。最初は近くの農家さんに教えてもらったそうです。
「これくらい伸びたら木を切らなきゃダメ。でも、こっちは切っちゃダメ。わけわからないでしょ?」
でも、やっているとわかるようになるんだそうです。口では説明しずらくても、経験で見えてくるものがあるのですね。

ひと通りできるようになり、そこで終わらないのが金丸さんのすごいところ。

「満足しちゃったら、おわりでしょ」と。

そこから色々な資料を集めて勉強し、実際にやってみて、結果をみながら修正して。今では人に教える立場ですが、

「教えなきゃならないから、必死になって勉強するよね」

と研究に余念がないようです。
トマト栽培について熱く語ってくれた金丸さんですが、印象に残ったのは木と実のバランスのお話。
トマトに限らず植物は、木が育つ時と、実が育つ時が交互にあって、毎日そのサイクルを繰り返しているのだそうです。
木と実、それぞれが育とうとする勢いをよくみて、剪定したり水を絞ったりして望むかたちに調整する。
トマトの状態をみるには、天候に左右されない夜が一番。だから毎晩ハウスにこもって、木と実、それぞれの勢いをみながら、どう手を入れるか考えるそうです。

 

毎晩おそいんですか?と聞くと、

「やることは無限にあるからね」と。

ここまで情熱を込めて、金丸さんが作りたい理想のトマトがどんなものか、知りたくなり聞いてみると、

「旅先の道の駅で食べたトマト」との答え。

誰がどんな風に作ったかは知らないけれど、酸味がしっかりしているのに、後味には甘みだけが残る。一度食べただけのその味を、目指すトマトの味として、しっかり記憶に残しているそうです。

書ききれないくらい、興味深いお話を伺いましたが、お待ちかねの試食タイム!今シーズンの出荷がはじまったばかりのトマトを、食べさせてもらいました。

う、まーい!

甘味、酸味、旨味のバランスがすごく良いです。実肉のキメも細かくて、舌に心地よい。後味は爽やかにすぅっと消えていきます。

「まだまだ、この時期じゃ、たいして旨くないでしょ」

いえいえ、充分旨いです!

「一番おいしいのは、4~6月。楽しみにしてて」

ハイ、楽しみです。

キリンシティで『うまヘルシー』さんのトマトをご提供できるのが、ちょうど4~6月。
皆さま、ぜひキリンシティのお店でお楽しみください!!

掲載日:2014年4月15日